COLUMN

【辛い痛みに】虫歯が痛む際の対処法を紹介

公開日:
更新日:

「虫歯が痛む際の応急処置とは?」
「虫歯が痛む際にやってはいけないことが知りたい」
「虫歯治療の期間と費用は?」
虫歯ができた場合、なるべく早く歯医者で治療を受けるべきです。
しかし、歯の痛みは突然襲ってくるため、様々な事情ですぐに歯医者を受診できない場合もあります。
そこで本記事では、虫歯が痛む方に向けて、冒頭の疑問について詳しく解説していきます。
多くの選択肢から自分にピッタリな歯医者を探したい方、歯医者への受診を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

虫歯はどうして痛むの?

虫歯になると、歯が表面から侵食されていきます。
その最奥には歯の神経が通っており、ここに刺激が加わることで痛みが発生するのです。

関連記事:虫歯かどうか確かめる方法は?セルフチェック表も紹介

虫歯が痛む際の応急処置

虫歯の痛みの理由がわかったところで、ここからは、虫歯が痛む際の応急処置方法を解説していきます。
ここでは網羅的に、以下の5つを紹介します。

  • 鎮痛剤の服用
  • 患部を冷やす
  • 口腔内を清潔に保つ
  • 血流を促進する行動を控える
  • 痛みを和らげるツボを押す

それぞれ確認してください。

関連記事:歯医者の予約の仕方をインターネットや当日予約含め解説

鎮痛剤の服用

虫歯が原因で痛みが生じている場合、鎮痛剤を一時的な対処療法として服用することができます。
市販の鎮痛剤は、痛みの緩和に役立ちますが、医師の指導を仰ぐことが重要です。
ただし、これは根本的な解決にはならないため、早めに歯科医院で適切な治療を受けることが大切です。

患部を冷やす

虫歯から生じる痛みに対して、患部を冷やすことも一時的な緩和策です。
冷たい水でうがいをするか、清潔な布にくるんだ氷を外からあてる方法があります。
しかし、これらはあくまで一時的な措置であり、根本的な治療のためには歯科医を訪れる必要があります。

口腔内を清潔に保つ

虫歯で痛んでいる時に、口の中を清潔に保つことは感染の拡大を防ぐ効果があります。
優しくブラッシングし、痛む部分に刺激を与えないよう注意してください。
また、殺菌効果のある口内洗浄液でうがいをすることも有効です。
それでも痛みが続く場合は、速やかに歯科医の診察を受けることをおすすめします。

血流を促進する行動を控える

虫歯の痛みがある時には、血流を促進するような行動は避けましょう。
運動や熱い飲食物は血行を良くしてしまい、痛みを増加させる可能性があります。
寝る前に重い運動や暑いお風呂に入るのも同じ理由で控えるのが賢明です。
痛みがひどい時には、リラックスして安静に過ごすのが一番でしょう。

痛みを和らげるツボを押す

痛みを和らげるツボを押すという方法は、虫歯の痛みに対する一時的な対処法です。
たとえば「合谷(ごうこく)」というツボは、手の親指と人差し指の骨の間にあり、そこを刺激すると痛みを緩和させる助けになります。
ただし、この方法は個人差が大きいから、効果が感じられない場合もあります。
痛みが強いときは、ツボ押しに頼るだけでなく、早めに歯科医を訪れることが大切です。

虫歯が痛む際にやってはいけないこと

次に、虫歯が痛む際にやってはいけないことを5つ、紹介します。

  • 飲酒
  • 喫煙
  • 激しい運動
  • 患部の刺激
  • 長時間の入浴

それぞれ見ていきましょう。

関連記事:歯茎から出血する原因は?クリニックに行くべきケースも紹介

飲酒

アルコールは血管を拡張し、痛みを増強する原因です。
また、アルコールによって感覚が鈍くなり、痛みの実態を見誤ることがあるため、正確な自己判断が困難になる恐れがあります。
痛みがある際には、水などの清涼な飲み物を選びましょう。

喫煙

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、歯への血流を悪化させてしまいます。
その結果、歯の痛みが激しくなる可能性があり、治癒プロセスにも悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

激しい運動

運動中の血流増加は、炎症部位への血液が増え、痛みや腫れを引き起こす原因となることがあります。
また、息を大きくする動作が歯に冷気を当てることになり、それが痛みの刺激につながる場合もあるでしょう。

患部の刺激

虫歯による痛みがあるときに、患部を刺激する行為は避けた方が賢明です。
硬い食べ物を噛んだり、痛む部分を無意識に舌で押したりすることは、痛みを増幅させることがあります。

長時間の入浴

虫歯の痛みを感じているときの長時間の入浴は避けた方が良いでしょう。
温かい湯に長く浸かることで全身の血行が促進されますが、それによって炎症部位にも血液が集中し、痛みが増す可能性があります。

虫歯の治療方法

虫歯の治療方法にはいくつか種類があります。
初期段階の軽度な虫歯は、患部を削り除去してから詰め物をして修復します。
虫歯が神経に達している場合は、神経を抜いた後に根の治療を行い、その上から被せ物(クラウン)をすることが一般的です。
虫歯がかなり進行している、または歯の支えが不十分である場合には、抜歯という選択肢もあります。

関連記事:歯医者の自費診療は保険診療とどう違う?メリットや治療項目例を解説

虫歯治療の期間と費用

虫歯治療の期間と費用を、C1〜C3の進行度別に解説していきます。

  1. エナメル質のみに見られる初期虫歯(1日):1,500〜3,000円
  2. 神経までは達していない中等度の虫歯(1〜2週間):2,000~4,000円(詰め物代約2,000円)
  3. 神経まで達している重度の虫歯(2〜3週間):10,000円(土台代約2,000円・被せ物代約3,000円)

関連記事:虫歯治療にかかる費用の相場は?抑える方法も紹介

虫歯にならないために

虫歯予防には、日頃のお手入れが大切です。
食後の歯磨きで、歯への食べ物の付着を防ぎましょう。
フッ素が含まれた歯磨き粉を使用すると、さらに予防効果が高まります。
また、定期的に歯科医院で検診を受け、プロのクリーニングを行ってもらうことも重要です。
さらに、砂糖の多い飲食物は控えめにし、食事のバランスを整えることも意識しましょう。

関連記事:虫歯の見分け方や予防方法を紹介

良いクリニックの選び方

歯科クリニックを選ぶ際は、最新の医療技術に精通しているかどうかをチェックしましょう。
また、クリニックが過去にどのような治療を行ってきたか、実績や技術力も大切な選択基準となります。
そして、院内感染を防ぐために、衛生管理がきちんと行われているかどうかも確認が必要です。
清潔なクリニックを選ぶことで、心理的にも安心して治療を受けられるでしょう。

関連記事:良い歯医者の選ぶ5つのポイント

痛む虫歯の応急処置方法は主に5つ

痛む虫歯の応急処置方法は、主に5つです。
まず、鎮痛剤の服用。
薬がないときは、患部を冷やしたり痛みを和らげるツボを押したりするのも効果的です。
また、口腔内を清潔に保つことや、血流を促進する行動を控えることも意識しておきましょう。
歯医者の予約なら「らくらく歯医者さん検索」にお任せください。

page top