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良い歯医者の選ぶ5つのポイント

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歯の健康は、食事以外にも、運動能力や、健康にも大きく関わりがあります。
人生100年時代の今を健やかに生きるためのカギは、歯にあるといっても過言ではありません。
本記事では、良い歯医者の選び方や、注意すべきポイントを解説していきます。
多くの選択肢から自分にピッタリな歯医者を探したい方、歯医者への受診を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。

歯医者について

現在、日本には非常に多くの歯科医院があります。
厚生労働省の「医療施設動態調査(令和5年3月末)」によると、6万7,431施設もの歯科診療所があると報告されています。
この数は日本国内にあるコンビニエンスストアの店舗数を超える施設数であり、さまざまな地域で気軽に歯科診療を受けられる環境が整っているといえるでしょう。

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口腔外科との違い

一般歯科では主に虫歯修復や、歯周病対策などを専門に行い、日常の口内ケアをサポートします。
一方、口腔外科ではより広範囲に及ぶ治療を実施し、親知らずの抜歯や、顎の矯正手術、インプラント設置などといった外科的処置も含まれます。
一般歯科は予防と基本治療、口腔外科はそれに加えて複雑な手術も手がけられます。

良い歯医者の特徴

ここからは、良い歯医者の特徴を5つの特徴に分けて解説していきます。

  • 患者本位のアドバイスをくれる
  • 設備に投資している
  • 最新の医療技術に精通している
  • 実績・技術力が高い
  • 院内の衛生管理が行き届いている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

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患者本位のアドバイスをくれる

良い歯医者は、患者の健康と利便性を第一に考えて、それぞれの状況やニーズにあわせたアドバイスをしてくれます。
治療の選択肢や、治療を実施することで考えられるリスク、費用など、すべての情報を包括的に含んでいることでしょう。
それにより、患者は十分な情報に基づいて、自分の希望に合った選択ができるでしょう。

設備に投資している

良い歯医者では、最新の設備が取り揃えられていることが多く、これにより高品質な治療が受けられる指標となるでしょう。最先端の技術は、より正確な診断や、治療計画の精度の向上につながります。
また、設備が充実しているということは、歯科医院が最新の歯科医療を把握し、患者のためにそれを活用しているという証でもあります。先進的な装置を備えている歯科医院では、患者に対して効率的かつ効果的なケアを提供することができるでしょう。

最新の医療技術に精通している

良い歯医者が持つべき特徴のひとつとして、最新の医療技術に精通していることも挙げられます。それには、継続的な学習と、専門のトレーニングを通じて、最新の治療法や技法についての深い理解を示して、その知識を臨床に活かすことのできる能力が伴います。
これによって、患者はより効果的で安全な処置を受けられるようになるため、歯科治療・予防の質が高まるでしょう。
常に最新の技術と知識を追求する姿勢は、患者にとって信頼できる歯科医療の象徴といえます。

実績・技術力が高い

実績と技術力が高い歯医者は、その経験から熟練した手技や、総合的な判断力を培っています。そのため、治療結果が良好で、患者からの信頼も厚いことが特徴的です。
実績が豊富な歯医者は、複雑な治療ケースにも対応できることが多いため、安心して治療を任せることができるでしょう。

院内の衛生管理が行き届いている

良い歯医者では、院内感染を防ぐために徹底した衛生管理が行われていることも特徴です。
これには、治療器具の滅菌や、診療室の清掃、手洗い、使い捨て可能な消耗品類の適切な管理などが含まれています。
院内が清潔であれば、交差感染などのリスクも低減するため、患者への安全なケアが実現できるでしょう。

こんな歯医者は注意すべき

ここからは、逆に注意すべき歯医者の特徴を見ていきましょう。
主な特徴は以下の5つです。

  • 1年以上治療が終わらない
  • スタッフ・ドクター同士の雰囲気が険悪
  • 説明が不十分でわかりにくい
  • やたらと自由診療をすすめてくる
  • 治療後に違和感が出る

解説していきます。

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1年以上治療が終わらない

注意が必要な歯医者の特徴のひとつとして、治療が1年以上経過しても終わらないという点です。
長引く治療は、適切な治療計画や効率の良い治療の提供がなされていない可能性があります。
もちろん、症例や事情によっては長期間の治療が必要なケースも存在しますが、標準的な処置に対して不必要に長い期間を要すると、患者の時間と費用の両方に余計な負担がかかることになります。
常に治療の進捗を確認し、必要に応じてセカンドオピニオンを求めるのも良いでしょう。

スタッフ・ドクター同士の雰囲気が険悪

スタッフ・ドクター同士の雰囲気が険悪なクリニックは注意が必要です。
治療品質に直接的な影響はないかもしれませんが、チームワークが不調和だと、患者への丁寧な対応や情報共有が行き届かない場合があります。
また、不快な空気は患者にも伝わりやすく、安心して治療を受けることができない可能性があります。
院内の雰囲気にも注目して、クリニックを選択すると良いでしょう。

説明が不十分でわかりにくい

もちろん、説明が不十分な歯医者は注意が必要です。
適切な説明を受けることで、治療の見通しや必要性、リスクを理解し納得したうえで治療を受けることが大切です。
わかりやすい説明がない場合、患者は適切な判断ができず、不安を感じることがあるでしょう。
十分な情報提供を行う歯医者を選んでください。

やたらと自由診療をすすめてくる

自由診療を強くすすめる歯医者も要注意です。
自由診療は保険適用外のため、通常高額です。
診療の必要性やメリットが明確でないのに積極的にすすめられると、患者は不必要な費用負担を強いられることになりかねません。
治療選択は、患者の理解と同意が基本です。
無理な勧誘なく、治療オプションをわかりやすく説明してくれる歯医者を選んでください。

治療後に違和感が出る

治療後に違和感が残る歯医者も慎重になりましょう。
違和感や痛みは一時的なものかもしれませんが、継続する場合は治療に問題があるかもしれません。
正しい治療を受けても適応するまで時間がかかることはありますが、それが長引く場合は再検討が必要です。

良い歯医者を選ぶためのポイント

次に、良い歯医者を選ぶためのポイントを3つに絞って解説していきます。

  • クリニックの実績や専門を調べる
  • 口コミを確認する
  • カウンセリングの対応を確認する

それぞれ見ていきましょう。

関連記事:歯医者の予約が取れない原因は?対処法もあわせて解説

クリニックの実績や専門を調べる

歯医者を選ぶ際には、クリニックの実績や専門分野をチェックすることが大切です。
信頼性や専門性が高ければ、安心してまかせられるでしょう。
たとえば、審美歯科や矯正歯科など、特定の治療に特化しているかもしれません。
クリニックのウェブサイトや口コミ、資格を持っているかどうかも参考になります。
きちんと情報を集めて、自分にピッタリの歯医者を見つけましょう。

口コミを確認する

良い歯医者選びで大事なのが、口コミをチェックすることです。
実際に診療を受けた方々の声は、クリニックの雰囲気や対応、治療の質についてのリアルな情報源になります。
ネットの評価サイトやSNSなどでの評判を見るのがおすすめ。
ただし、個人の意見に偏りがあるかもしれないので、複数の意見を参考にすると良いでしょう。
患者の満足度が高く、安定した評価があるクリニックを選ぶと、期待に応えてくれる確率が高まります。

カウンセリングの対応を確認する

良い歯医者選びにおいて、カウンセリングの対応を確認することも重要です。
初めての診療時や治療前のカウンセリングで、歯科医師やスタッフが患者の話を丁寧に聞き、わかりやすく説明を行うかどうかをチェックしましょう。
患者の不安や要望をくみ取り、それに応じた治療計画を提案してくれるかも大事です。
このような配慮が、信頼関係の構築と質の高い治療につながります。

歯医者の探し方

インターネットやクリニック検索サイトが歯医者探しに役立ちます。
地域名や専門分野で検索可能なこれらのツールは、周辺の歯科クリニックを簡単にリストアップでき、各クリニックの情報、診療時間、アクセス方法、診療科目や得意とする治療などが詳しく記載されています。
患者のレビューや評価も掲載されているため、自分に合ったクリニックを見つける手助けになるでしょう。

関連記事:歯医者に行く際の持ち物は?行く前のNG行為も紹介

歯医者の選び方のポイントは3つ

歯医者を選ぶ際は、クリニックの実績や専門を調べることが大切です。
また、実際に治療を受けた方の口コミを確認し、良い評価が多いかどうかをチェックしてください。
さらに、カウンセリングの対応もポイントで、しっかりと患者の話を聞いてくれるか、不安を解消する説明をしてくれるかも重要です。

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