「虫歯治療にかかる費用の相場は？」
「虫歯治療にかかる期間や治療方法が知りたい」
「そもそも虫歯にならないためにはどうすればいい？」
虫歯はステージが進むごとに治療のための通院回数も多くなります。
そのため、虫歯治療で総額いくらかかるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、虫歯治療の費用に関する冒頭の疑問について解説していきます。
多くの選択肢から自分にピッタリな歯医者を探したい方、歯医者への受診を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
虫歯のステージ
まずは、虫歯のステージから解説していきます。
虫歯は進行度別に、以下の5つに分けられます。
- CO：虫歯の前兆
- C1：初期の虫歯（軽度）
- C2：本格的に進行し始めた虫歯（中度）
- C3：神経まで進行した虫歯（重度）
- C4：ほとんど歯がない虫歯
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虫歯になった場合の治療方法
虫歯の治療方法にはいくつか種類があります。
初期段階の軽度な虫歯は、患部を削り除去してから詰め物をして修復します。
虫歯が神経に達している場合は、神経を抜いた後に根の治療を行い、その上から被せ物（クラウン）をすることが一般的です。
虫歯がかなり進行している、または歯の支えが不十分である場合には、抜歯という選択肢もあります。
それぞれの状態に応じた適切な治療法を歯科医師と相談しましょう。
関連記事：良い歯医者の選ぶ5つのポイント
虫歯治療で使う素材
次に、虫歯治療で使う詰め物の素材を一覧で紹介していきます。
ここでは、保険適用のものに絞って見ていきましょう。
- コンポジットレジン：削る量も治療回数も価格も抑えめだが、プラークが付きやすい
- 金銀パラジウム合金：安価で強度に優れるが、見た目が銀色で金属アレルギーの恐れもある
- 硬質レジン前装冠：安価で白い歯が入れられるが、金属アレルギーや黄ばみの恐れがある
関連記事：歯医者の自費診療は保険診療とどう違う？メリットや治療項目例を解説
虫歯治療にかかる費用の相場
ここからは虫歯治療にかかる費用の相場を解説していきますが、初診か否か、前述した進行度合い、保険適用か自由診療か（使う素材や術式）などによって異なります。
今回は、もっとも一般的な「保険適用かつC1〜C3の進行度」のものを紹介します。
- エナメル質のみに見られる初期虫歯（C1）：1,500〜3,000円
- 神経までは達していない中等度の虫歯（C2）：2,000～4,000円（詰め物代約2,000円）
- 神経まで達している重度の虫歯（C3）：10,000円（土台代約2,000円・被せ物代約3,000円）
関連記事：歯医者の初診料はいくら？目安や所要時間について解説
虫歯治療にかかる費用を抑える方法
虫歯治療の費用を節約するには、まず早期発見・早期治療が鍵です。
痛みを感じたらすぐに歯科医院を訪れましょう。
初期のうちなら治療も簡単で、費用も抑えられます。
また、健康保険を使用して治療を受けると、費用負担を大幅に減らせます。
日々の歯磨きと定期的な歯科検診によるメンテナンスを怠らず、虫歯を未然に防ぎましょう。
これにより、余計な治療コストがかからずに済みます。
虫歯治療にかかる期間
痛みがない軽度の虫歯でも、治療は早ければ当日中に終わることも。
進行した虫歯では治療に1ヶ月程要することもあります。
歯が大きく損傷した場合、インプラント治療となり半年以上の期間を要することもあり、早期発見・治療が大切です。
関連記事：歯医者に何度も通うのはなぜ？治療期間を短くする方法も解説
虫歯にならないために
虫歯予防には、日頃のお手入れが大切です。
食後の歯磨きで、歯への食べ物の付着を防ぎましょう。
フッ素が含まれた歯磨き粉を使用すると、さらに予防効果が高まります。
また、定期的に歯科医院で検診を受け、プロのクリーニングを行ってもらうことも重要です。
さらに、砂糖の多い飲食物は控えめにし、食事のバランスを整えることも意識しましょう。
関連記事：虫歯の見分け方や予防方法を紹介
虫歯治療の費用相場は約1,500〜10,000円
虫歯治療の費用は、虫歯の進行度によって変わります。
浅い虫歯の場合、1,500円～3,000円程度で治療可能なこともありますが、深い虫歯や神経治療が必要になると、5,000円を超えることも。
もっとも高額になりやすいのはクラウン治療で、これには10,000円以上かかることも珍しくありません。
また、材料の種類によっても費用は変動します。
保険適用内での治療はリーズナブルですが、審美性や耐久性を求める場合は自費治療を選ぶことになるケースもあり、その分高額になることを覚悟しましょう。
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